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膝の痛み

つらい膝の痛みはなぜ起こるの?
原因や症状、対策法・予防法について

「膝が痛くて長時間歩けない」
「正座がつらくて椅子がないと座れない」
「年齢とともに膝に痛みを感じるようになった」

このような膝の痛みでお悩みを抱えていませんか?

膝の痛みは中高年の方に多く見られる症状ですが、
スポーツによるケガなどが原因で
起こる場合もあるため、お若い方も注意が必要です。

ここでは、膝の痛みの原因や症状、
日常生活で行える対処法・予防法について
ご紹介していきます。

目次

膝の痛みでよくあるお悩み

  • 歩き始めに膝にこわばりを感じる
  • 膝が痛くて階段の昇り降りや正座がつらい
  • 膝に腫れ、熱感のある痛みがある
  • 強い痛みで歩行や正座が難しい

年齢を問わず発症する
膝の痛みの原因は?

膝の痛みはなぜ起こるのでしょうか?
膝の痛みの原因はさまざまですが、主に膝関節にある軟骨がすり減ってしまうことで発症するといわれています。

まずは膝関節の仕組みや役割を知り、痛みの原因を理解しましょう。

膝関節の仕組み・役割

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)脛骨(すねの骨)膝蓋骨(膝のお皿)の3つの骨により構成されています。
大腿骨と脛骨の表面にはそれぞれ軟骨があり、その間に「半月板」があります。
「半月板」は関節の動きをスムーズに行う働きや、骨同士の接触や衝撃を吸収する働きがあります。

しかし、何らかの原因によって膝関節に問題が生じると痛みや動かしづらさを感じるようになります。

膝の痛みの原因

膝の痛みの原因は大きく「病気によるもの」「病気以外のもの」との2つに分類されます。
それぞれに分けて詳しくみていきましょう。

●病気による膝の痛み

・変形性膝関節症

変形性膝関節症はご高齢の女性に多く発症する症状です。
加齢膝関節への負担の蓄積肥満などが原因となり関節の軟骨が劣化して変性し、痛みや腫れを感じます。
なかには股関節や足首の動きの悪さによって膝への負担が蓄積され、変形性膝関節症を発症する場合もあります。
初期は歩き始めに痛みを感じ、休めば緩和します。
しかし悪化すると安静時にも痛みを感じるようになり、膝が伸びず歩行困難になるケースがあります。

・関節リウマチ

関節リウマチは免疫の異常によって関節に炎症が起き、腫れや痛みを伴う病気です。
関節リウマチの場合、膝だけでなく指や手、足など身体全体の関節にも同様の症状が発症する特徴があります。

・半月板損傷

スポーツによる外傷加齢などが原因となり半月板が損傷し、膝に痛みや引っかかりを感じるようになります。

加齢に伴い変性する半月板は、少しの負担によっても損傷しやすいため注意が必要です。
悪化すると膝関節が動かなくなる「ロックオン」という状態になり、歩けないほどの強い痛みを生じます

●病気以外の膝の痛み

・筋力の低下

加齢運動不足が原因で膝周囲の筋力が低下すると、膝関節を支える力が衰え軟骨のすり減りが早まり、膝に痛みを感じます。

●ケガ

スポーツなどで転倒し、半月板損傷や靭帯を損傷することで痛みが発症する場合があります。

●O脚、X脚

O脚、X脚は膝に不自然な負担がかかるため、関節に炎症が起こりやすく、膝の痛みを発症する可能性が高まるといわれています。

膝の痛みを悪化させないための対処法・予防法について

膝の痛みは、日常生活に支障をきたす場合もあるため、悪化する前に適切な対処・予防することが重要です。

具体的な膝の痛みの対策法・予防法をそれぞれご紹介します。
適切な対処・予防法を行い少しでも症状を緩和しましょう。

膝の痛みの対処法

●膝を冷やさない

関節を冷やすと筋肉や靭帯などの組織が硬くなり膝の痛みが起こりやすくなります。
湯船に浸かって身体を温めたり、膝が冷えないような衣服を着用するなど工夫をしましょう

膝用サポーターを使うこともおすすめです。
膝関節が安定するだけでなく冷えの予防にも効果があり、痛みの軽減が期待できます。

●クッション性のある靴を履く

クッション性の高い靴を履くことで膝への衝撃が軽減され、膝の痛みの対策になります。

●健康的な体型を維持する

規則正しい生活定期的な運動を行い、適正体重をキープするだけでも膝への負担を軽減することが可能です。
筋力の向上も図れるため身体のバランスが安定し、膝の痛みだけでなく腰痛の予防にも効果的です。

膝の痛みの予防法

●下半身の筋力アップ

スクワットウォーキングなど下半身の筋力を鍛える運動を行うことで、身体を支える力が向上し、膝への負担が軽減されます。

●ストレッチを習慣化する

定期的なストレッチは膝周囲の筋肉や靭帯の緊張を緩和し、膝の痛みの予防に効果的です。
また、筋肉が柔軟になることでスポーツや運動によるケガの予防にもつながります。

●O脚、X脚を矯正する

O脚、X脚を矯正することで膝への負担が軽減されます。
年齢とともに進行すO脚、X脚は悪化するごとに改善が難しくなるため、なるべく早めの対処を行うようにしましょう。

大口ビオス整骨院
【膝の痛み】に対する
アプローチ方法

膝の痛みの場合は、まず患者様の膝の状態を確認させていただき、痛みの早期緩和を目指した施術を行います。
その際にも、しっかり痛みの原因を見極めた上で行います。

痛みが出ている膝の部分だけではなく、痛みの原因となっている部分を丁寧に探り、筋肉に対するもみほぐしや、より即効性を出すための鍼灸施術超音波機器などを組み合わせて膝の痛みにアプローチしていきます。

膝の痛みを早期緩和した次は、痛みの根本的な原因にアプローチしていきます。
痛みが緩和しても、身体のバランスが崩れていたり、悪い姿勢や骨格のゆがみがくせづいている場合は、しばらくすると膝の痛みが戻ってしまいます。

膝の痛みの場合、痛みがある膝をカバーしようとして、骨格にゆがみが生じている場合が多くみられます。
骨格・姿勢の改善には、身体の土台である骨盤矯正を行います。

続いて背骨のゆがみを調整していきます。
さらに、膝の痛みが起きてしまったのかを、患者様の姿勢や日常生活動作、スポーツをする上での身体の使い方から判断し、弱っている筋肉の強化と、動きの悪い関節を動かす訓練を行い、再発しない身体づくりをしていきます。

著者 Writer

著者画像
やの よしつぐ
矢野 義次
出身:千葉県
血液型:B型
趣味:お店まわりながらの食料品の買い出し
得意な施術:手技療法

一日でも多く楽しい生活ができるよう、全力で対応します。

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