つわりと上手に
付き合うために
妊娠とともに女性の身体は大きく変化します。
それに伴い、「つわり」症状があらわれるのも
一つの特徴です。
吐き気や嘔吐、眠気など、つわりの症状は、
さまざまあり期間にも個人差があります。
なかには「つわりがつらくて
家事や仕事ができない」という方も
いるのではないでしょうか。
今回は、つわりはなぜ起こるのかや、
自分で行えるつわりの対処法などについて
お話しします。
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目次
つわりでよくあるお悩み
- 食べてもすぐに吐いてしまう
- つわりの症状を少しでもやわらげたい
- ひどい吐き気で水分も飲めない
- つわりで体重が大幅に減ってしまった
つわりとは?
妊娠すると、気持ちが悪くて食べ物を受け付けなくなってしまったり、吐いてしまったりなどの症状があらわれます。
そのとき、身体の中ではどのようなことが起きているのでしょうか?
つわりのメカニズムについてお話しします。
つわりとは
つわりは、妊娠初期から見られる吐き気、嘔吐のことです。
つわりの症状や症状期間には個人差があり、妊娠初期から始まる方もいれば、出産前まで続いたり、落ち着いてから再びぶり返す方などさまざまです。
つわりの時期は
つわりの時期には個人差がありますが、多くの場合は妊娠5週目ごろから始まり、15週目ごろには軽快する傾向がみられます。
しかしなかには妊娠後期まで続いたり、一度軽快したものの再びぶり返すケースがあり、なかには全くつわりを経験しなかったという方もいます。
つわりはなぜ起こるの
つわりの原因はいまだに明確にはなっていません。
考えられる要因として、胎盤から分泌されるホルモンの一種「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」が、嘔吐中枢を刺激するのではないかといわれています。
その他、妊娠すると体質がアルカリ性から酸性へと傾くことや、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れなど、さまざまな説があります。
つわりの症状
つわりの症状は、吐き気や嘔吐だけではなく、さまざまな症状があります。
それだけ女性の身体の中で大きな変化が起きている、ということでもあります。
つわりの症状は、次のようなものが挙げられます。
●眠気
身体がだるく、仕事や家事がままならないほどの眠気につねに襲われることがあります。
妊娠すると、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が増加することが要因として挙げられます。
●吐き気や嘔吐
胃がむかむかとして気持ちが悪く我慢できず吐いてしまったり、胃酸の逆流によって胸焼けがしたり、つねに吐き気がするといった症状はつわりに最も多く見られます。
空腹になると気持ちが悪くなる「食べづわり」や、何を食べても吐いてしまう「吐きづわり」など、さまざまなケースがあります。
妊娠中期から後期にかけて、胎児の成長とともに内臓が圧迫されて胃酸の逆流が起こりやすくなります。
また妊娠中は便秘になりやすく、お腹が張って「気持ちが悪い」と感じることも影響していると考えられます。
●匂いに過敏になる
ご飯の炊けるにおいや揚げ物、香水など、妊娠するまでは好きだった香りを全く受け付けなくなることがあります。
これは、自律神経の乱れが要因ではないかと考えられています。
●食べ物の好みが変わる
妊娠前まで好みでなかったものが急に食べたくなったり、逆に好きだったものを全く受け付けなくなるなど味覚の変化が起こることがあります。
これに関しては、ホルモンの変化が関係しているのではないかと考えられています。
つわりの対策法と、「妊娠悪阻」について
重度のつわりの場合、医療機関にてビタミン剤や安定剤などを投与して症状を緩和する方法もあります。
しかし、薬物投与が必ずしも胎児に影響しないとはいい切れず、可能な限り毎日の生活の中で、つわりを緩和できることが理想的です。
ここでは、生活習慣の中で行えるつわりの対処法をいくつかご紹介します。
つわりの対処法
●無理をしない
つわりの時期は身体も心も不安定になるため、お腹の赤ちゃんのためにもまずは無理をしないことを第一に過ごしましょう。
においに敏感になる時期でもあり、食事作りは家族にお願いする、スーパーのお惣菜に頼るなどして上手に工夫をしましょう。
●枕の横にお菓子を置いておく
起床時に吐き気を感じることがある場合、枕もとにクッキーなどのすぐに口にできるお菓子を置いておき、すぐに食べられるようにしておくと吐き気が緩和できます。
嘔吐を繰り返すことによる低血糖の予防にもおすすめです。
●仕事を休む
「つわりで仕事を休むのは気が引ける・・・」そんな女性も多いかと思います。
なかには通勤中の電車のにおいで吐き気がしてつらい、というケースもあります。
なるべく早い段階で会社に妊娠を報告し、短縮勤務などの申請を行いましょう。
妊娠による勤務体系の変更は、男女雇用機会均等法で雇用主に義務づけられています。
このさき仕事を長く続けていくためにも、今は自分の身体とお腹の赤ちゃんを第一に考えましょう。
食べ物を全く受け付けないつわりの場合
●水分だけはしっかり摂りましょう
妊娠中の身体によって、この時期はいつも以上に水分が必要となり脱水症状を起こしやすい傾向があります。
たとえ食べ物を受け付けなかったとしても、水分はしっかりと摂るように心がけましょう。
●サプリメントで栄養を摂る
妊娠初期の葉酸不足が、胎児の奇形や流産のリスクを高めると考えられています。
葉酸の吸収を良くするためにはビタミンB12、B6、Cが必要です。
つわりがひどく食べ物からこれらの栄養素を摂取できない場合は、サプリメントで補うことも一つの方法です。
妊娠悪阻について
妊娠悪阻とは、妊娠中にみられる消化器系の異常症状です。
一日に何度も吐いて脱水を起こしてしまう、食べ物を全く受け付けない、体重が大幅に減ってしまったなどがあれば、すぐに産婦人科に相談しましょう。
大口ビオス整骨院
【つわり】に対する
アプローチ方法
「手技療法」により、妊娠によって変化した身体の状態を楽にして、身体の怠さ、運動不足による筋肉のこわばり、痛みや疲労からくる精神的ストレス、などを解消させていき、悪阻・つわりのつらさを軽減させていきます。
実際に患者さんの多くが、マッサージを受けて体が軽くなることで、悪阻・つわりの症状が楽になったり、精神的なストレスからくる怠さや睡眠障害なども改善されています。
マッサージも、お腹に負担がかからないよう側臥位(横向きに寝た状態)で、リラックスして受けていただけます。
著者 Writer
- やの よしつぐ
矢野 義次 - 出身:千葉県
血液型:B型
趣味:お店まわりながらの食料品の買い出し
得意な施術:手技療法
一日でも多く楽しい生活ができるよう、全力で対応します。
施術案内
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