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神経痛

身体のピリピリした痛みは「神経痛」かもしれません

「手足がピリピリと痛む」
「胸の下あたりがチクチクして
赤い発疹ができている」

「身体が冷えると手先がしびれる」

このような身体の神経痛症状に
悩んでいませんか?
神経痛はさまざまな原因で発症するといわれています。

なかには病気が原因でも起こり、
その場合は医療機関での適切な処置が必要となります。
今回はこの神経痛の痛みやしびれのメカニズムや、
病気による神経痛とは
どのようなものがあるのかについてのお話しと、
対策法・予防法をご紹介します。

目次

神経痛でよくあるお悩み

  • 腰から足にかけてピリピリと痛む
  • 手先がしびれて細かい作業が困難
  • 胸の下あたりがチクチク痛み湿疹が出ている
  • 冬になると手足がしびれる

神経痛の原因とは?

神経痛のあのピリピリとした痛みしびれはなぜ起こるのでしょうか?
まずは、神経痛のメカニズムや神経痛の種類についてお話しします。

神経痛とは

神経痛とは、何かしらの原因により末梢神経が圧迫されたり、炎症を起こして神経が刺激され生じる神経痛「痛みの総称」のことです。

「末梢神経」は、脳や脊髄などの中枢神経から手や足など全身の組織へと分散する神経です。

疾患が原因の神経痛もここには含まれるため、神経痛の原因は一つとは限りません。

神経痛の種類

主な神経痛は、「三叉神経痛」「肋間神経痛」「坐骨神経痛」があります。

●三叉神経痛(さんさしんけいつう)

三叉(さんさ)神経は、こめかみから目、あご、頬へとつながる神経です。
三叉神経に障害が起こると、を中心に神経痛症状がみられます。

●肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)

肋間神経は、背中から胸腹部にある助骨へとつながる神経です。
肋間神経が障害されると、肋骨の周辺に神経痛が起こり、主な原因として「帯状疱疹」「変形性脊椎症」が挙げられます。

●坐骨神経痛

坐骨神経は、お尻から足裏まで伸びる神経です。
長さは1mにもなり、末梢神経の中で最も長い神経でもあります。
坐骨神経に障害が起こると、お尻ふくらはぎに神経痛が生じます。

主に、「坐骨神経痛」や「椎間板ヘルニア」が原因として挙げられます。

ストレスや冷えが神経痛の原因に・・・

「痛みやしびれを感じ、病院へ行ったけれど原因がわからなかった・・・」

このような場合、「冷え」「ストレス」が原因かもしれません。

冷えやストレスは身体の筋肉を緊張させる傾向があり、硬くなった筋肉が神経を圧迫して神経痛を招く可能性があります。

神経痛を伴う病気

神経痛の中には病気により症状が出ているケースもあります。
その場合は、医療機関にて適切な処置を受けることで症状の改善が期待できる可能性があります。

神経痛を伴う代表的な病気をいくつかご紹介します。

神経痛の原因

●帯状疱疹(たいじょうヘルペス)

子どものころにかかった水痘のウィルスが神経に潜み、疲労やストレスなど免疫機能の低下とともに再び活性化し、神経痛を発症します。

ピリピリとした痛みが続いた後、神経に沿って赤い発疹があらわれ、強い痛みとともに水ぶくれを生じます。
ウィルスにより神経が傷つけられることで、痛みが長期間続く「帯状疱疹後神経痛」になるケースもあります。

●腰椎椎間板ヘルニア

腰の骨と骨の間にある椎間板が加齢とともに変性し、神経を圧迫することで腰や臀部、足に痛みやしびれを生じます。

不良姿勢肥満などによる腰への過度な負担の蓄積が、腰椎椎間板ヘルニアを引き起こす原因となる場合もあります。

●脊柱管狭窄症

加齢疲労背骨の病気などが原因となり変性した椎間板や、椎間関節から突出した骨により神経が障害され、下半身に痛みなどの症状が起こります。

特徴としては、歩くと痛むが休むと緩和する「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」という症状があり、安静時にはほとんど痛みを感じない傾向があります。

●手根管症候群

手根管症候群の原因は明確になっていないものの、妊娠や出産前、更年期など女性ホルモンの変動が大きい時期の女性に多く発症する傾向があります。

また仕事やスポーツなどで手を酷使する方にも発症するケースがあり、ケガや事故による後遺症でも見られる症状の一つです。
手首にある手根管が何かしら原因により圧迫されることで、親指〜中指の3本の指に痛みやしびれがあらわれます。

●糖尿病神経症

糖尿病神経症は、糖尿病による高血糖が原因となって起こる合併症です。
糖尿病神経症が起こると、末梢神経の血流・代謝障害によって手足にしびれ痛みを感じるようになります。

神経痛をセルフケアで緩和しましょう

神経痛の症状が起きた場合、どのような対処を行うと緩和できるのでしょうか?
自分で行える簡単な神経痛症状のセルフケアを3つご紹介します。

神経痛の対処法

●つらいときは安静にする

痛みがつらい場合は横になり、安静に過ごすようにしましょう。

無理に動くとさらに神経が刺激され、症状が強くなる可能性があります。

●温めて痛みを緩和

温めて血管を広げることで血流が促され、痛みが緩和することがあります。
血流が改善されると神経へと栄養が運ばれるため、症状の改善が期待できます。

温湿布入浴足湯手浴などがおすすめです。

●身体に負担のかからない生活を心がける

長い距離を歩いたり、重たい荷物を持ったりすると身体に負担がかかり、神経痛の悪化を招きやすくなります。
移動をするときは車やバスを使ったり、無理をせず過ごしましょう。

神経痛の予防法

●正しい姿勢を心がける

坐骨神経痛の場合、正しい姿勢を心がけるだけでも坐骨への負担が軽減されます。

立っているときに「猫背」「反り腰」になっていないか、座っているときに前かがみの姿勢になってしまっていないか、改めて意識をして正しい姿勢で過ごすようにしましょう。

●ストレスを上手に発散する

ストレスも神経痛を招く要因として考えられるため、上手に発散して溜め込まないよう心がけましょう。

夜は好きな入浴剤を入れた湯船にゆっくり浸かってリラックスしたり、休日は友人とランチに出かけて気分をリフレッシュしたり、自分なりのストレス発散方法を見つけてみましょう。

●冷やさない

身体が冷え血行不良が生じると神経痛が悪化する可能性があるため注意が必要です。

夏はエアコンで室内の温度が下がり冷えやすいため、カーディガンストールを一枚持ち歩くなど工夫しましょう。

大口ビオス整骨院
【神経痛】に対する
アプローチ方法

カウンセリングで
・しびれの出方
・姿勢
・背骨の湾曲

などを見ていきます。

そして身体の動きや・理学検査で原因の特定を行います。
施術では、「手技療法(マッサージ)」や、痛みやしびれを軽減する目的では「鍼灸施術」「ハイボルト療法」がおすすめです。

姿勢が乱れていたり、腰やお尻の部分で身体を支えきれないことがそもそもの原因であることがほとんどです。

原因に応じて矯正や身体を支える「インナーマッスルトレーニング」も必要ですね。
家も大黒柱が傾いていたり不安定だと倒れてしまうように、人の体も背骨や骨盤まわりのインナーマッスルが弱くなると、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。
場合によっては手術が必要になるケースも残念ながらあります。
ひどい坐骨神経痛の症状を繰り返さない、悪化させないことがとても大切です。

著者 Writer

著者画像
やの よしつぐ
矢野 義次
出身:千葉県
血液型:B型
趣味:お店まわりながらの食料品の買い出し
得意な施術:手技療法

一日でも多く楽しい生活ができるよう、全力で対応します。

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